使徒と付き合うと死ぬ
先日、友人とサシで飲んできました。
時は7月某日。俺たちはシン・宿へと降り立った。
男たちの日常なんて、女と酒とアルコールの3つさえあればみんなハッピー!
目標をセンターに入れてスイッチを押すくらい単純でシンプルで簡単でイージー。
高身長で初号機みたいな友人はこの前、彼女と別れたのでそれを慰める会をすることに。
しかしその彼女、なかなかアクが強い。
まず、料理が全くできない。実家住みで料理する機会がないので、多少は許容できると思っていた初号機。しかし、そんなATフィールドは簡単に破られる。
・ご飯炊けない事件
米を研ぐことはできるのだが、炊けない。
まだ水の量間違えるくらいなら・・・と思ってるそこのアナタ。ノンノンノン。
ジャージャー洗う→炊飯器へin→スイッチオン←!?!??!?!?!?!?
結果、、、\ア ツ ア ツ の お 米 爆 誕/ テッテレー!!
パターン青!使徒です!
これには初号機もびっくり仰天てんてこ舞い。
初号機「分からないのにググるとかしないんだね・・・」
お前の女見る目がないのもあるんだぞ。
我が道を行く使徒。これもゼーレの陰謀だとでもいうのか。
・カレーのルー全力投入事件
大好きな彼氏に手料理を食べてもらいたい気持ちは分かる。
それも、男が大好きなカレーならば尚更ポイントは高い。あのツンツンのアスカでさえデレデレのベロベロになること間違いなしである。
しかし、使徒は予想の斜め上を行っていた。
二人しかカレー食べないのに、ルーの塊を全て投入。
総員、第一種戦闘配置!非戦闘員の避難を急げ!
何皿分作るんだよ。
初号機「味が濃すぎて水足したらもっとまずくなった」
一緒に料理して監督するとかしないの?なんで無条件で信頼してるの??バカなの???死ぬの???
使徒は当然文字が読めないのでパッケージの裏とか読まない。
DVD借りる前にしっかりパッケージを両面見て、DMMでサンプルも見て吟味してレジに持っていく初号機とは大違いだ。とても成人している大人とは思えない。魔女のスープでも作ってるのか。
・真夜中バルサン事件
これは初号機の家で、夜の戦闘をしているときである。限りなくゼロに近い距離(0.02mm)から初号機は使徒のATフィールドを攻めていた。
そのとき別の黒い使徒がいきなりベッドの上へ落ちてきた。
仮に使徒Gと呼ぶ。その黒い使徒Gは慌てて使徒の背中に潜り込もうとした。とんでもないシャイさんだ。
初号機と使徒は悲鳴をあげパニックに。両者は休戦協定を結び、使徒G共同撲滅作戦を遂行することに。
初号機はコンビニへ殺虫剤を買いにジオフロントを後にした。
5分後、戻ってきた初号機はジオフロントから煙が出ているのを目にした。
使徒が部屋で勝手にバルサンを炊いていたのだ。季節は冬。時間は夜中の2時を回っている。その日は帰れなく、ファミレスで朝を迎えることになったそうだ。そして初号機の陽電子砲が火を噴くことはなかった。
初号機「煙たくて死ぬかと思った」
よくそんな脊髄で生活してるような女と付き合えるな・・・
こういった小さな出来事が積み重なってキャパシティを超えたので別れを切り出したら号泣されたが、押し切ったらしい。
飲み会ではこんな愚痴を聞きながら、じゃあ今日は奢ってやるかと思っていたのに、「昨日、舞浜ランドのチケット買ってやっぱり復縁してくれってお願いしたらオッケーもらった」と言ってきたので人類補完計画はよ。