絶賛ゆとり中。

泣いている人を見ると笑ってしまう。

お化け屋敷はお化けに挨拶してからが本番

 

 

先日、富士急ハイランドに行ってきた話をしたいと思います。

 

 

春休みに先輩が車を出してくれると言うので、先輩3人と友人1、計5人(全員男)で行ってきました。

 

 

 

まず着いて驚いたのが人の多さ。

ゴミみたいにいやがる。この平日だというのに…。

各アトラクション、平均1時間半待ち。コレは申し訳ないけど、全て乗るのは無理だと早々に判断。(車出す先輩が大遅刻したため午後に到着。特に面白いことはないので割愛)

各自、アンケートを実施して行きたいアトラクションをチョイス。

 

まず行ったのが『超・戦慄迷宮』。病院をモチーフとした、いわゆるお化け屋敷。

世界一長いお化け屋敷として有名なこともあり、度胸試しとして3:2に分かれて乗り込むことに。ちなみに先輩3人、残り2。

 

先輩たちの方が多いじゃねーか!

何が度胸だよ。。。うちらの方がキツイぞ…

 

でもね、こっちには元アメフト部でガタイの良いゴリゴリの友人がいたので安心した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずだったんだけど、この友人、ものすごいビビり。完全に計算ミス。

 

テスト終わったと思って、どや顔で休んでたら残り5分で裏面にも問題があると知ったときくらいの計算ミス。完全にやらかした。

 

 

入口から出口まで、

友人、絶叫と絶叫のオンパレード。

 

「怖いからお前先に歩いてくれ」と言われ、しぶしぶ先陣を切ることに。

幸い僕はお化け屋敷の類がめっぽう強い。だってお化け屋敷ではどうせモノホンは出てこないし、お化けも怖がらせるというよりはビックリさせる方だから。

 

 

でも、それがわかっててもビビりな友人。僕のパーカーのフードをガッツリ掴んではなさない。さすが元アメフト部だけある。

 

そこで何もないけど叫ぶというちょっとした意地悪をしてみることに。

 

僕「うわっ!!!!!!!」

 

友人「うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

友人即ダッシュ。パーカーが引っ張られて首が締まる。布が破ける音が聞こえる。

記憶が走馬灯のように駆け巡る。

死を覚悟する。

パーカーが破ける音をBGMに死ぬとか嫌だわ。

 

 

いったん落ち着こうと友人に「ごめん、イタズラだよwww」と告げると割とマジな顔面ビンタを蜂のようにお見舞いされ蝶のように舞った。普通に痛いし。人を騙すとはこういうことなのだと冷静になる僕。

 

 

 

ここで前後交代。友人が前衛へとポジションチェンジ。

だが、僕の両腕は友人の脇腹へ移動されガッチリブロック。力強すぎて全く動かない。

 

 

そしてしばらく進んで行くが、怖い雰囲気は出ていて、いつでもお化けが出そうなのに出てこない。この焦らし、まさにドS。

 

 

道中、友人、曲がり角に置いてあるマネキンにいちいち叫ぶんだ。

でもマネキン、無言。ガン無視をキメ込む。

 

いやホント声デカいんだよ。アメフトやってるだけあるわ。

耳痛くなるしさ。

 

 

そして、最初のお化け登場は突然やってくる。

 

廃病院の廊下を進んでいると、横のドアが突如開き、血まみれになった男性が襲ってくる。

 

もう友人はこのまま死ぬんじゃねーの?ってくらい大パニック。

友人「うわっ!!!!!!うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

 

 

 

友人、ダッシュするが、僕の腕をガッチリブロックしているので引きずられる。

身体の間隔が狭いので、友人のかかとが僕の両スネを連続クリティカルヒット

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」

めちゃくちゃ痛い。

 

 

たまらず腕を振り解き、友人と分裂に成功。

シャトルは無事切り離し作業を完了して、安全に地球へ帰還する予定だったが、脚がすこぶる痛いし、友人は僕を置いてダッシュして先に行っちゃって物陰からこっちを見てて、もうグダグダの最悪。

 

 

ここで何かがおかしいことに気付く。

進行方向に対して、「友人、お化け、僕」の順番なのだ。

完全にやられた、、進めない…。詰みの状態である。

 

それはどうやらお化けにも当てはまるようで、普段ならお客さんが走って逃げるからそれを追う形でプレッシャーをかけるはずなのに、こんなイレギュラーな状態なので完全に動きがストップ。

僕がお化け屋敷に強くてなんかすいませんね。

 

とりあえず、この状況を打破しないと前に進めないので、「ちょっと待っててください」と声をかけてお化けの横を会釈しながら通り過ぎる。

 

そして、お化けとの距離が2、3メートルくらいになったとき、お化けが「う゛う゛う゛う゛…」と唸りながら襲ってきたんだけど、さっきの一件でお化け屋敷のムードもクソもないわけで。

カップルがベッドでの格闘中に彼氏が彼女の鼻毛がこんにちは!☆してるのに気付いちゃったくらいムードブチ壊すくらいなもので。

 

結局、その場は二人とも冷静に前進しました。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなあり、僕はパーカーがダルダルに伸びて、脚にはアザが残り、友人は冷や汗が滝のように流れながら制覇しました。

「お前らなんだよそれwwwww」と運転した先輩に言われながら駆け寄られたのですが、他の先輩から聞くと、最初のリタイアゾーンで一人だけ即リタイアしたそうです。