絶賛ゆとり中。

泣いている人を見ると笑ってしまう。

女性の「何歳に見える?」

 

 

これは僕の長年の疑問であるが、女性はなぜ「何歳に見える?」という質問を投げかけるのだろうか。

若く見られたい、とかいうチンケな理由で一瞬でその場を凍りつかせるような質問をするのは本当にやめて欲しい。

ただの話のネタなら「22歳かな~」「残念~20だよ~」「うそ~近いね!」で流してもらえるが、たまにガチで当てて欲しがる人がいるのは何なのだろうか?

 

「私って何歳に見える?」

「22歳かな~」

「違う。もう少し上」

「28かな?」

「いきすぎ。私ってそんなおばさんに見える?」

「いや…そういうわけじゃ……」

「絶対そうでしょ!ひどい!」

「…」

 

うぜーよコレ。なんなんだよコレ。何回解答権あるんだよ。なにその誘導尋問?こっちがその質問に対する解答をするのにどれだけ気を遣ってるか世の女性たちは分からないだろう。

 

こちらには情報が見た目しかない。人間の脳に入る情報は目が8割を占めると言われているが、この質問は痛いことにそこを逆手にとられている。見た目年齢から推測した年齢よりマイナスいくつすればベストな解答なのかを瞬時に決めなければならない。しかもここは相手の陣地。もはや釈迦の手のひらと言っても過言ではないだろう。敵陣の中、僕ら男性は悪魔のディーラーから配られたカードでしか勝負できないのだ。

しかもこの"戦"は宣戦布告なしのほぼ一発勝負。あまり時間をかけすぎたり、かと言って素早く答えるのはもっての外だ。ベストな解答時間は2、3秒と言えよう。

 

つまるところ、こちらにはリスクがデカすぎるのだ。逆にメリットもそれほどない。会話にメリットを求めるのはいささかおかしいとは思うが、僕ら男性はこのような考えを脳細胞をコンマ単位で駆け巡らせる。オーバーヒートしそうだ。このクソほどどうでもいい質問によって脳のニューロンは刺激を受け、確実に細胞は死滅に向かっているのだ。

そして最終的に出た答えがもし、万が一、ifとして、億が一、当ててしまったり、高すぎたり、低すぎる年齢でも解答してみろ。

「私って年相応かな…」「そんなに年いってないよ!!」「もしかしてふざけてる?」

などといった反感をかう。

 

コレは嫌がらせかはたまた罰ゲームか何かか?その質問の意図とは?その先に何を求める?

これはGoogle先生でもSiriでも分からないと思う。

そう、この質問は現代の人間行動学をもってしても未だに解明されていないのである。

(所要時間34分)